朗読暦

朗読暦> 2009年12月> 19日> 名作語り 高野聖

名作語り 高野聖

開催日:2009年12月19日 (
開催場所:東京都 セルリアンタワー能楽堂(渋谷駅南口より徒歩5分)
時間:13時00分開演(12時30分開場)、16時30分開演(16時00分開場)
料金:6500円
関連web: アーティストジャパン (http://www.artistjapan.co.jp/kouyahijiri.htm)
内容:
名作語り 高野聖
作/泉 鏡花
構成・演出/中村翫雀
作調/藤舎呂英

2009年12月19日 (土)
セルリアンタワー能楽堂

みどころ
若い修行僧の宗朝が、飛騨から信州への山越えをした折の話―――
麓の茶屋で富山の薬売りに出会ったが、快からぬ人物だった。
二股道で、その薬売りとは別れたのだが、彼が進んだ道が大変危険で、
人の往来のない旧道だと知った宗朝は、見殺しに出来ず、
薬売りの後を追って旧道に入った。
蛇の群れに道を妨げられ、やっとの思いで歩いていくと、
今度は蛭が雨のように降ってきて宗朝の血を吸った。
それでも宗朝は、やっと一軒の家にたどり着く。
その山家には、この世の者とも思えぬ美女が白痴の若い男と棲んでいた。
一夜の宿りを乞うと、女は承知してくれ、馬小屋につながれている馬を、
馬市に連れて行くためにやって来た親仁に留守を頼むと、
旅の汗を流すために谷川へ宗朝を案内してくれた。
谷川に着くと女は、
「すっぽり裸になってお洗いなさいまし、私が流して上げましょう」と
宗朝の背中を流してくれた。女に全身を優しく洗ってもらうと
不思議と蛭に吸われた傷がいえ、気がつけば女も全裸になっていた。
谷川への往復の途中、蛙や大蝙蝠、猿などが、女にまとわりつくのだが
「お客様があるじゃないか」と、
女はいたずらっ子をあしらう若い母親のようである。
家に帰ると、先程の親仁が馬を小屋から引き出していたが、
宗朝を見て「もとの体で帰らさっしゃったの」と不思議なことを言い、
馬は馬で宗朝に向ってすさまじくいななく。
そして夜が更けて、家の周りをたくさんの鳥獣がとり囲む気配―――
宗朝は魔界に入り込んでしまったのか?
そこには驚愕の真相が待ち受けていた……
 
深山幽谷の谷川で、若き修行僧の背中を白桃の花のような美女が全裸で流すという
エロチックな描写、女と別れてから後ろ髪をひかれ山家に戻ろうかと迷う若き修行僧の
煩悩、全てを見透かす親仁―――
泉鏡花の妖しくも艶やかな世界を、佳那晃子が女優復帰第一作目として挑みます。
歌舞伎俳優・中村翫雀の初演出で、豪華顔合わせの朗読劇を是非お見逃しなく!!

キ ャ ス ト
佳那 晃子
山口馬木也
小西良太郎


公 演 概 要 

公 演 日 12月19日(土)

開演時間 午後1時 午後4時半
開場は開演の30分前

会場 セルリアンタワー能楽堂 地図↓
http://www.ceruleantower.com/accessguide.html
渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワーB2 TEL:03-3477-6214
渋谷駅南口より徒歩5分

料金 6,500円(全席指定・税込)

お問合せ アーティストジャパン 03-6820-3500

チ ケ ッ ト
11月16日(月) 午前10時より 前売り開始!

チケット取扱い
アーティストジャパン
03-6820-3500
http://www.artistjapan.co.jp/ticket.html

電子チケットぴあ
0570-02-999 【Pコード 400-225】

↓ランキングに参加しています。 クリックしていただけますと励みになります。

にほんブログ村 小説ブログ 朗読・リーディングへ
にほんブログ村

月別一覧

    開催地別一覧

    rssフィードRSS2.0