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【夏目漱石記念年事業】作品朗読会in第三旧居

開催日:2015年5月23日 (
開催場所:熊本県 夏目漱石第三旧居(熊本市中央区水前寺公園22-16)
時間:14時00分開演
料金:0円 事前申込不要。定員40名程度。
関連web: 熊本市 (http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&type=top&id=8911)
内容:
平成28年・29年は「夏目漱石生誕150年・来熊120年」です。

本市では、平成28年・29年に「夏目漱石記念年(生誕150年・来熊120年)」を迎えるにあたり、今年度より様々な事業を企画・実施します。
今回ご案内させていただくのは、「作品朗読会in第三旧居」です。普段非公開の「夏目漱石第三旧居」において、熊本市内で朗読会などを行われている「石蕗(つわぶき)の花」の方々を講師として向かえ、夏目漱石作品の朗読を行っていただきます。
下記要領で実施いたしますので、是非ご参加下さい。

日時
平成27年5月23日(土曜日)午後2時から4時

申込
事前申込不要。定員40名程度。

講師等
場所:夏目漱石第三旧居(中央区水前寺公園22-16、熊本洋学校教師ジェーンズ邸敷地内)
講師:石蕗の花
費用:無料

プログラム:
◇「吾輩は猫である」(絵本読み語り)

◇短編四作品(朗読)

(1)「猫の墓」…飼い猫がだんだんやせてきた。そのうち食べ物を吐くようになる。やがて猫は死んだ…

(2)「柿」…お金持の娘・きいちゃんと長屋の息子・与吉は崖の上と下で時々言葉を交わす。ある日、きいちゃんがおいしそうな柿をひとつ持って現れた。

(3)「第一夜」(『夢十夜』より)…夢の中の美しい女は「もう死にます」と言った。そして、墓のそばで百年待って下さいと言う。

(4)「第三夜」(『夢十夜』より)…6歳になるわが子をおぶって田んぼの中を歩く。背中の子は笑いながら「おとっつあん、重いかい」と聞いた。「重かあない」と答えると、「今に重くなるよ」と言った。

◇「草枕」(朗読劇)

・「那古井の女(ひと)」…若き画学生「余」は鎌研坂を歩き、峠の茶屋へ。小天の宿で奔放な女性「那美」に出会った。

アクセス
市電:通町筋から市電「健軍」行きに乗車で15分、「市立体育館前」下車、徒歩6分。

バス:交通センター29番・30番乗り場より「県(県庁経由)1~36」、「東(東部方面)3~11」に乗車で20分、水前寺公園前バス停下車、徒歩8分。

夏目漱石について

夏目漱石とは
 漱石は、本名を金之助といい、慶応3(1867)年、江戸牛込馬場横町に生まれました。幼少時代、里子、養子と度重なる境遇の変化が漱石の性格形成に大きく影響したと言われています。

東京帝国大学(現・東京大学)英文科を卒業し、東京高等師範学校、愛媛県松山中学校に勤務した後、明治29(1889)年4月、第五高等学校(現・熊本大学)の英語教師として熊本に赴任してきました。
 漱石は熊本時代の4年3ヶ月で6回も転居しましたが、5番目の旧居については、「夏目漱石内坪井旧居」(記念館)として、熊本市で管理・公開しています。

 『吾輩は猫である』『坊ちゃん』など多くの秀作を発表しており、『草枕』や『二百十日』など熊本ゆかりの作品もあります。国民的作家と呼ぶにふさわしい存在であり、作品の多くは翻訳され、海外の方々にも親しまれています。
第三旧居について

第三旧居とは
漱石が明治30年9月から31年4月まで住んだ借家で、漢学者・落合東郭の家でした。
もともと大江村(現新屋敷1丁目16番)にありましたが、隣接する病院建物の拡張に伴い、昭和46年に現在地に移されました。

漱石の小説「草枕」の題材となった玉名・小天旅行には、この家から出発しています。

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