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祈るように語り続けたい ~吉永小百合朗読会~ 第二楽章 福島への思い

開催日:2015年3月10日 (火)
開催場所:東京都 津田ホール
時間:15時00分開演(14時30分開場)
料金:5000円 (CD付き、全席指定)CDは公演当日入場時に配布
関連web: 日本伝統文化振興財団 (http://concert.jtcf.jp/)
内容:
吉永小百合が30年間ライフワークとして続けてきた《原爆詩の朗読》への共感の輪は、日本国内はもとより海外まで静かに拡がっています。

そして東日本大震災以降、吉永は、福島で被害に遭われた方々が発表した詩を取り上げ、福島の人々の思いに寄り添い、自らの思いを重ねるように朗読を続けてきました。

奇しくも震災から4年目を迎える今年3月11日、吉永の企画・制作によるCD「第二楽章 福島への思い」(JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)が発表されます。今回はこのCDの完成を記念して、朗読会を行います。

「思いをつないで」、「寄り添って、いつまでも」・・・・こう願ってやまない吉永小百合が、福島への思いを込めて朗読します。

福島で被害に遭われた詩人たち、子供たちの詩に、尺八演奏家・藤原道山が祈りと希望を込めた美しい音楽を作曲。尺八、箏、十七弦という和楽器の音色を生かした演奏でお届けします。


プロフィール

吉永小百合(よしなが・さゆり)
俳優。主な出演作品に「キューポラのある街」「細雪」「夢千代日記」「北の零年」「母べえ」等。2014年、初プロデュース作品「ふしぎな岬の物語」がモントリオール世界映画祭にて審査員特別賞グランプリ、エキュメニカル審査員賞をダブルで受賞。2015年から「母と暮せば」の制作に取り組む。
1986年からライフワークとして原爆詩の朗読を始める。ビクターエンタテインメントより、原爆詩の朗読CD「第二楽章 広島」「第二楽章 長崎から」「第二楽章 沖縄から『ウミガメと少年』」が発売されている。TBSラジオ「今晩は 吉永小百合です」(毎週日曜日22時30分)放送中。


藤原道山(ふじわら・どうざん)/音楽・尺八
10歳より尺八を始め、人間国宝・山本邦山に師事。東京芸術大学大学院音楽研究科修了。2001年アルバム「UTA」でCDデビュー。以来、10周年記念ベストアルバム「天-ten-」、山本邦山作品集「讃-SAN-」、ウィーンにてレコーディングを行ったシュトイデ弦楽四重奏団との共演アルバム「FESTA」他、多数発表。
2007年、チェロ(古川展生)、ピアノ(妹尾武)とともにユニット「KOBUDO-古武道-」を結成。アルバム制作、コンサートツアーを行う。ソロ活動では、映画「武士の一分」でゲストミュージシャンとして音楽に参加。「敦」(中島敦原作/野村萬斎演出)、「ろくでなし啄木」(三谷幸喜作・演出)、日英共同制作ダンス作品「鶴」(ウィル・タケット演出/振付、首藤康之主演)、「スーパー歌舞伎Ⅱ」(四代目市川猿之助)などの音楽も手がける。現在、東京芸術大学音楽学部邦楽科尺八専攻講師として後進の指導も積極的に行っている。NHK「にほんごであそぼ」にレギュラー出演中。
http://www.dozan.jp

遠藤千晶(えんどう・ちあき)/箏
福島県出身。東京芸術大学大学院音楽研究科修了。第8回長谷検校記念全国邦楽コンクール最優秀賞、文部科学大臣奨励賞受賞。「遠藤千晶箏リサイタル-挑み-」の演奏で第62回文化庁芸術祭新人賞受賞。第13回日本伝統文化振興財団賞受賞。福島県しゃくなげ大使に任命される。
これまでに東京シティ・フィル、東京交響楽団、神奈川フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、日本フィルと協演。箏リサイタル「凜-soloist-」(2009)、「傳-つたえ-」(2011)、「brillante(ブリランテ)」(2013)を開催し、それぞれ同タイトルのCDとDVDを日本伝統文化振興財団より発売。
http://chiaki-endo.com/

村澤丈児(むらさわ・じょうじ)/三弦・十七弦
東京芸術大学音楽学部邦楽科生田流箏曲専攻卒業。在学中に安宅賞、卒業時にアカンサス音楽賞を受賞。都山流尺八を藤原道山に、生田流箏曲、三弦を池上眞吾に、宮城胡弓、笙を村澤かをりにそれぞれ師事。現在、同大学大学院修士課程在学中。福島県在住。

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