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第56回の大人のための朗読会

開催日:2009年8月8日 (
開催場所:兵庫県 篠山市立中央図書館視聴覚ホール
時間:14時00分開演
料金:0円
関連web: ささやま図書館友の会 Blog (http://blog.livedoor.jp/library_blog/archives/50950241.html)
内容:
■と き:2009年8月8日(土)14:00時から
■ところ:篠山市立中央図書館視聴覚ホール
■入場料:無料

夏になると・・・・、やはり戦争と平和をテーマにした作品を選んでしまう。あまりにも暗く重くならないように、絵本も取り入れてみた。人はどんな時代にも平和を願っているはずなのに・・・。世界のどこかでいつも戦争と殺戮が繰り返されいる。

【プログラムと作品紹介】

◆日本戦没学生記念会 わだつみの会 編
『 きけわだつみのこえ 』
読み手:小島典子
 酷薄な状況の中で,最後まで鋭敏な魂と明晰な知性を失うまいと努め,祖国と愛する者の未来を憂いながら死んでいった学徒兵たち.一九四九年の刊行以来,無数の読者の心をとらえ続けてきた戦没学生たちの手記を,戦後五○年を機にあらためて原点に立ちかえって見直し,新しい世代に読みつがれていく決定版として刊行する。

◆松谷みよ子 作 『 ミサコの被爆ピアノ 』
読み手:嶋津節子
 1945年8月6日、爆心地より1.8キロの地点で1台のアップライトピアノが被爆しました―。あの日から62年、ピアノは今も音を響かせている。広島原爆を書いた『ふたりのイーダ』にはじまり、長年にわたって戦争を見つめてきた作家、松谷みよ子が書き下ろした、平和への確かな願い。

◆永井隆 著 『 この子を残して 』
読み手:矢野みどり
 長崎で原爆にあい、放射線を浴びて不治の原子病患者として床にふす父親と、二人の幼い孤児予定者。この三人が生きてゆく正しい道はどこにあるのか。父親が考えたこと、子供たちがしたこと、子供たちに話したいことを、あとで読んでもらうために書きに書いた父親の遺言書ともいえる感動の書。

◆与謝野晶子 作 『 君死にたもうことなかれ 』
読み手:浜園みち子
 明治37年(1904)、『明星』9月号に与謝野晶子(1878~1942)は「君死にたもうことなかれ」を発表しました。副題に「旅順口包囲軍の中に在る弟を歎きて」とあるとおり、日露戦争の際、激戦が伝えられる旅順の第三軍に輜重兵として動員された弟=鳳籌三郎(ほうちゅうざぶろう)の身を案じた有名な詩です。

◆ベルンハルト・シュリンク著 『 朗読者 』
読み手:樗木真美
 15歳のぼくは、母親といってもおかしくないほど年上の女性と恋に落ちた。「なにか朗読してよ、坊や!」―ハンナは、なぜかいつも本を朗読して聞かせて欲しいと求める。人知れず逢瀬を重ねる二人。だが、ハンナは突然失踪してしまう。彼女の隠していた秘密とは何か。二人の愛に、終わったはずの戦争が影を落していた。

◆ジェーン・カトラー作 タケカワユキヒデ訳
『 Oじいさんのチェロ 』
読み手:田中明美
 わたしの街は今、戦争にまきこまれているの。街にいるのは子供と女性と老人と病人たちだけ。とってもこわいおもいをしているわ。ある時、いつも『オー』っておこるおじいさんが、広場でチェロを弾いてくれたの。みんな、生きてく勇気をもらったみたいだった。ところがある日、爆弾がOじいさんめがけてとんできたの…。

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