朗読暦

朗読暦>2018年11月> 24日の朗読会

第1717回Projet La Voix des Poètes(詩人の聲)高橋紀子 8回目の参加。

開催日:2018年11月24日(
開催場所:東京都 マリーン(銀座)
時間:14時00分開演(13時30分開場)
料金:3000円 予約2500円 学生1500円(学生証提示)
関連web: 天童大人 詩人・朗唱家・字家の公式ブログ (http://universalvoice.air-nifty.com/)
内容:
肉聲の復権を目指したアートパフォーマンスProjet La Voix des Poètes(詩人の聲)に埼玉県在住の詩人高橋紀子、Projet参加、8回目の聲。
独特の聲質の詩人高橋紀子。
間もなく10回目を、早いもので迎える。

どんどん聲を撃ち込み続けて行ければ、思いもかけない地平に聲が飛び出せるのだが、今は我慢、我慢なのだ。
もっと聲が響くはずだから。
こうご期待。

予約・お問い合わせ
マリーン(銀座)             〒104-0061 中央区銀座7-7-6
アスタープラザビル 2F
TEL:03-3572-6565

北十字舎
〒145-0071 東京都大田区田園調布2丁目61-1-603
Tel:03-6459-7611 Fax:03-6459-7647 
Mobil:090-3696-7098
E-mail:tendotaijinbureau@mbi.nifty.com
URL:http://universalvoice.air-nifty.com/   

赤ちゃん返り朗読会

開催日:2018年11月24日(
開催場所:京都府 かぜのね
時間:14時00分開演(12時00分開場)
料金:2000円 予約1500円/飲食代別途必要
関連web: 桑原滝弥・情報ブログ (http://shijinrui.blogspot.com/2018/11/blog-post.html)
内容:
『 赤ちゃん返り朗読会』


2018年11月24日(土)
開場/12:00 開演/14:00


泣きながら笑おう
恥ずかしがって輝こう
もういちど
赤ちゃんからはじめてみよう



◇出演
桑原滝弥
まめ
原住達斗


◎詩のオープンマイク参加者募集!
詩の朗読、及び、詩的パフォーマンスをされる方なら、誰でも参
加可能。
制限時間一人(組)5分間。自作他作不問。
音源(CDソフト対応、USBは再生機器持参の事)使用可。
楽器(セッティングに長時間掛からないもの)使用化。
当日開場時12:00~エントリー受付。
※もちろん観覧のみのお客様も大歓迎です。


◇料金
予約1500円 当日2000円
(+1ドリンクオーダー~)
※こども無料

◇お問い合わせ
「詩人類 (桑原)」
TEL:090-8545-2708
takiyakuwahara@yahoo.co.jp
http://shijinrui.blogspot.jp/
「ごはんとおちゃ おへそ(まめ)」
mamekichi0330@yahoo.co.jp

◇会場
「かぜのね」
京都市左京区田中下柳町7-2
TEL:075-721-4522
http://www.kazenone.org/index.php




~Let's 赤ちゃん~

こんにちは。
今回のイベントに企画/出演する詩人の”桑原滝弥”です。 俳優とし
て初舞台を踏んでから、早いもので32年。もう、ずっと、こんな
ことをやって日本中を(ときどき海外も)駆け回っています。
京都には、2年ぶりにオジャマすることになりますが、その間の
大きな変化と言えば、生まれたばかりだった息子が2歳になった
ことです。育児をしながら舞台に立つ日々のなかで、これまでと
はすこしちがった世界が見えてきました。
常々、「詩は、書くひとだけでなく、その詩を感じるひともま
た、詩人だ」とぼくはおもってきたのですが、振り返ると、その
ことをより具体的に、ひしひしと身に迫るように感じさせてもら
える場面の連続だったような気がします。
社会的存在以前の段階の乳幼児は、宇宙的存在。言葉も知らない
し、ルールもないし、オシッコもウンコも漏らしたい放題です。
なのに、ただ、そこにあるだけで、見つめるこちらに生きる力を
与えてくれます。言わば、詩の原石のような存在です。
一方、そんな赤ちゃんと向き合う、ママさん、パパさんをはじ
め、かつて子どもだった、いまは大人と呼ばれている人々の姿
は、それはそれで、僕にとっては、とても詩的な存在に映りまし
た。赤ちゃんといれば、そのひとの赤ちゃん的要素が甦ってく
る、とでも申しましょうか。
世界のなかの一要素でしかない経済活動が、この世のすべてのよ
うに受け取られがちな風潮の現代に、そんなある種の原始的な要
素が脈々と受け継がれつづけていたことに、ぼくはあらためて衝
撃を受けました。
そして、こうもおもいました。この経験や感覚をもっと、その後
の人生や仕事、他者との関わり合いに活かせないものだろうか。
ちょっと皆、自分のなかの”赤ちゃん”を封印し過ぎじゃないか
い、と。
日本全国で舞台に立っていて、まず客席を見ておもうことは、
「うわ~、今日も疲れているひとが多いなあ」ということです。
誰も責任を取ってくれない、よくわからない世間体というものに
怯えて、なるべく無難で、傷つくことが少ないように振る舞おう
として、結果、自分自身にも、他人に対してもストレスが溜ま
り、一体なんのために頑張っているのかわからないしんどさのな
かで、ただ、ただ、日々を消耗している方がたくさんいらっしゃ
るように見受けられるのです。
そこで今回、『赤ちゃん返り朗読会』をやってみようとおもいま
す。みなさん、好きな詩、言葉、小説やエッセイの一節、歌の歌
詞などとともに、自分のなかの”赤ちゃん”を持ち寄って、ぜひお
集りください。 なんだったら、バブバブ言ってみるだけでも大丈
夫です。
うまくできなくてもいいし、小さな声でもかまいませんし、恥ず
かしいなら座ったまんま、うつむいたまんま、自由に朗読してみ
てください。
表現力というのは、プロのアーティストのためだけにあるもので
はなく、すべての人間にそなわっているものです。芸術家はそん
な人間の生活を生き生きとするためのサンプルを提出しているに
過ぎません。主役はいつだって、あなたが呼吸している、なんで
もない”いま”です。
飾らない、あなたそのものの声を聴かせてください。「ああ、わ
たしにはこんな声があったのか」「へえ、このひとのこの声のひ
びき方、なんか好きだなあ」等々、発する側にも、受け取る側に
も、素敵な発見があるはずです。
それはきっと、意味を超えて、あなたがこれから生きていく日々
の、目に見えない力になってくれるはずです。新たな意味合いを
見出したり、これから生まれてくる命が輝くための道筋を示す、
ささやかな一歩になるかも知れません。
もちろん、「そんなのやっぱりこわくて無理!」なんて仰る方も
おられるでしょう。そんなひとはのぞきに来るだけでも大歓迎。
当日できそうかも?とおもったらエントリーしてください。
ぼくも皆さんに楽しんでもらえる従来のパフォーマンスとは別
に、集まってくださった皆さんと同じ目線に立ったパフォーマン
スをしてみようとおもっています。
そして、今回の企画の共同主催者、京都在住の詩人であり、会場
となる”かぜのね”にて毎週火曜日に「ごはんとおちゃ おへそ」を
営む”まめ”が、得意の料理で皆さんをおもてなしするとともに、
約10年ぶりに詩の朗読を披露します。
さらに現在19歳の若き俳優・原住達斗も登場。フレッシュな声を
響かせてくれます。
土曜の昼下がり、赤ちゃんという生き物がそうであるように、ほ
っこりしながらも、鋭さを持った、そんな会になったらいいなあ
と願っています。
どうか、みなさん、気軽にあそびに来てくださいね。それでは
~、Let's 赤ちゃん☆

桑原滝弥

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