開催日:2009年10月30日(金)
開催場所:東京都 松陰神社境内(東急世田谷線 松陰神社前下車 徒歩3分)
時間:18時15分開演(17時30分開場)
料金:900円
関連web: 浅野温子語り舞台 日本神話への誘い 公式ページ (http://kataributai-nihonshinwa.com/)
内容:【演目】
天の岩屋戸にお隠れになった天照大御神 ~月読命の語れる
ヤマタのおろち ~スサノオの悔恨と成長
【日時】平成21年10月30日(金)
開場/17:30 開演/18:15
(小雨決行:荒天の場合のみ世田谷区民会館)
【会場】松陰神社境内
(東急世田谷線 松陰神社前下車 徒歩3分)
【入場料(運営協力金)】
お一人様900円
・前売り券のみの販売となります。
・応募者多数の場合は抽選となります。
【お問い合わせ 応募方法】
TEL 03-3421-4834(問い合わせ対応時間:社務休務日を除く 9:00~17:00)
URL http://www.shoinjinja.org/
主催:松陰先生殉節百五十年記念公演委員会
公演:世田谷区
平成15年にスタートした『語り舞台 日本神話への誘い』は、女優浅野温子が現代の語り部として全国の神社を舞台に古事記を語る、壮大なプロジェクトです。
<浅野温子語り舞台 日本神話への誘い とは>
全国神職有志の会 《永職会》と浅野温子所属事務所 (株)オフィスジゴロが中心となって構成される「浅野温子語り舞台公演実行委員会」によって 行なう全国規模のプロジェクトです。
平成15年伊勢神宮と出雲大社からスタートしたこのプロジェクトは、全国の神社で“語り部” 浅野温子が古事記をひとり語りする舞台です。
<日本人が幼い頃から聞き親しんできた物語>
『古事記』や『日本書紀』がやさしく書き直され、祖父母や両親、あるいは幼稚園の先生から 語り聞かされた日本神話や国造りの物語は、ある年齢以上の方々には、今も忘れずに心にのこっている物語のはずです。 それは、もっとも魂の柔らかい時期に耳にしたからと言うだけでなく、物語の内容そのものが、 とてもおもしろく興味深かったからだと思います。子供心にその物語に語られている事柄を空想し、 情景を思い浮かべることで、長い歴史の彼方から営々と培われて来た風土や思いに知らず知らずのうちに気づかされてきたのかもしれません。
<世代間の心が通い合わない社会>
ここ数年、経済の低迷により、社会全体の活気が失われると共に、大人たちの元気もなくなってしまったように 思います。もしかしたら自信まで喪失しているのかもしれません。 すると、子供たちにまでその元気のなさが伝染し、子供本来の持つ溌剌さや、生きるエネルギーを持たず、 不思議な感覚だけをもった人物達が現れています。
そんな子供達に大人は戸惑い、その結果、大人と子供達の間に大きな断層が形成されてしまっているのではないでしょうか。 核家族化による「語り部の不在」もあり、このような『世代間の心が通わない社会』においては 日本神話を聞かせることなど、とても難しくなって来ています。
さらには、偏差値社会に伴う知識の詰め込み、個性の平準化教育の蔓延、 外国文化偏重・・・・私たちの国、日本を見つめ直す機会をも失いつつあるように思います。
これをもう少し拡大して言えば、日本という国自体が『物語不在の国」へと変貌しつつあるのではないかとも言えます。
<今、日本神話>
日本神話の世界は、大らかさと厳しさ、情の深さと勇敢さ、人だけでなく、大地や動物、 一草木まで愛でる深い情愛に満ちています。そしてそれこそが、この国が古来より持ち続けた貴重な財産であると思います。
毎日のように起こる冷たく悲しい事件、薄れゆく人と人との絆。大切なものを見失おうとしている現代社会。 今一度日本神話の物語を見直し、その壮大さ、勇気、慈しみ、そしてこの国の原点を多くの人々に広めることで 善き国・麗しき国・日本を再発見し、自分自身を見つけることができればと思うのです。
この国この大地に暮らす私たちが、過去にどのような歴史と神話を持ち、悠久の時の流れを送って来たのか・・・ 「日本神話」のさまざまな物語をもう一度知ることによって、今自分がここにいることに対して、 何か「考える入り口」を与えてくれるかもしれません。
<古事記とは>
語り舞台日本神話への誘いでは、「古事記」の中から題材を取り、そこに独自な解釈を加えて脚色し、わかりやすく現代語で作ったオリジナル脚本を使用します。
「古事記(こじき・ふることぶみ)」とは和銅5年(712)に完成したとされる日本最古の歴史文学書です。日本神話のもととされており、日本の各地に伝わっていた神話、伝説を書物としてまとめたもので日本の風土、自然観をよくあらわしています。自然に恵まれた日本は、豊かな環境の中、日本人の豊かなこころを表現しています。
奈良時代の初期、記憶力の優れていた舎人(とねり)の稗田阿礼(ひえだのあれ)が口伝えで読み